左手生活を始めてから、時々昔のことを思い出すことがあります。
そのうちのひとつについて、今日は書いてみたいと思います。
何度教えても結べなかった
私は自分の子どものことを、ずっと「ちょっと不器用な子なのかな」と少し感じていました。
もちろん、不器用でもいいんです。
ただ、何かを教えるときに少し苦労しました。
特に覚えているのは、靴ひもです。
ちょうど小学生くらいだったと思いますが、何度教えてもなかなかできません。
私がまず手本を見せて結びます。
向かい合っていると分かりにくいと感じ、横に並んで手本を見せることもしました。
そして、一緒にやってみます。
輪っかを作って、ひもを通すところまでは分かっていても、最後がうまくできません。
下の子は靴ひもを結べていたので、
「この子はきっと少し不器用なんだな。」
そう感じながら教えていました。
「手が逆なんだね」

しかし、あまりにもできないので、夫に話してみました。
すると夫は子どもに、
「結んでみせてごらん。」
と言いました。
子どもがもう一度靴ひもを結ぶ様子を見て、
「んー、何かが変だな。一緒にやってみよう。」
と言い、二人で並んで靴ひもを結びます。
すると夫が、
「あ!手が逆なんだね。こっちの手でやるとやりやすいよ。」
と言いました。
言われたとおりにやってみたところ、それまでで一番うまく結べました。
その後、何度か練習し、すっかりきれいに結べるようになりました。
教え方に原因があったのかもしれない
子どもは右利きです。
私はその時初めて、自分が家族とは違う手の使い方で靴ひもを結んでいたことに気づきました。
子どもに、
「ママの教え方が良くなかったみたい。ごめんね。」
と言いました。
ただ、それよりも、自分の教え方に原因があったかもしれないのに、不器用だと思い込んでいたことを、とても反省しました。
昔の出来事を振り返って思うこと
それからは、
「もしかしたら私は、右利きだけれど、動作によっては逆の手でやることがあるんだ。」
と頭にインプットし、誰かに教えるときは気をつけるようになりました。
大きくなった今では笑い話ですが、もっと早く気づいていたらと思う時もあります。
左手生活を始めてからは、こんなふうに昔の出来事を思い出すことが増えました。
今振り返ると、なんとなく感じていた違和感にも、理由があったのかもしれないと思えて、少し気持ちが楽になったような気がしています。
左手生活を始めたきっかけについては、こちらの記事に書いています。



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